あくまき

あくまき、好きですか?
鹿児島ではちまきと言ったりしますが、
よく見る5月の節句に食べる「ちまき」とは別物です。
鹿児島のあくまきは、
竹の皮に餅米を包んで、灰汁で煮たものです。
家庭や地域によって灰汁が違うので、
みんないろんな好みがあるようです。
その昔、ばあちゃんが生きていた頃には、
一斗缶に灰汁を入れて煮てくれていた気がします。
実家の母とかすごく好きみたいなのですが、
実は私苦手・・・
一般的にはきなことか砂糖とかまぶして食べるんですが、
あそこのはおいしいよとかおすすめされたものでも、
ちょっと苦手^^;

でも、この季節、よくいただくんですよ~。
なので、あんまり好きじゃないとか言っていられなくなりました。

薄めに切って、わさび醤油で食べるといいとかも聞くので、
今回は片栗粉付けて揚げ焼きにして、
ポン酢で食べてみました。

あくまき

しょっぱい系なので、
夕食の時に出したところ、
これならおいしいと大好評。
揚げ出しにするとおいしいと聞いていたのですが、
ポン酢もなかなかいけます。
灰汁の独特の風味が和らぐのがいいのかな。

切って食べるのと比べると手間がかかりますが、
おいしくいただきました。

森好子