リサイクルの現場

今週初め、大崎町に行っていました。
大崎町とのご縁はまだ、娘が幼稚園生だった頃からなので、
もう7,8年でしょうか。

もうだいぶ前、仕事仲間が来たときに、
一度リサイクルの現場を見学させてもらったことがありますが、
今回、また見学に同席させてもらいました。

そおリサイクルセンターは中間処理施設で、
住民の方がきちんと仕分けしてくださったものを預かって、
さらに次へ渡しやすい状態にして、
最終処理業者さんへ販売しています。
ここで、集まった資源はすべて、自治体から預かったものなので、
収支の計算をして、利益はすべて自治体へ還元しているそうです。

ペットボトル

これも、キレイに洗ってあるものと、ないものとを分けて圧縮しています。
キレイなものとそうでないものの販売価格は4倍も違うそうです。

缶だけはアルミ缶、スチール缶の区別なく収集し、
磁石などをつかって、分別し、圧縮しています。

発泡スチロール

発泡スチロールは1~1.5キロを圧縮して、こんなに小さくなります。

汚れた資源ゴミの袋

草木が入っていたりして、汚れてしまった、資源ゴミの袋ですが、
これも1枚ずつ洗って、キレイにしてプラスチック資源として生まれ変わるのだそう。

そして、今回改めて気づいたのですが、
こういう回収された資源ゴミのことを「商品」と言っており、
目から鱗、でした。

先ほど、これらの資源はすべて、自治体から預かったものと書きましたが、
実際、集められたものを各自治体毎に
アルミ缶何キロ、スチール缶何キロ、プラスチック何キロ、・・・・・と100g単位まで
回収してきた量と、収支を合わせているとのこと!!!

なんだか、気が遠くなるような取り組みですが、
これがきちんと循環していることに改めて感動しました。
ホント、すごいです。

この視察は、一時期コロナで中止されていましたが、
また復活しているようなので、
機会があれば、ぜひ行ってみてください。

森好子