夕べのテレビで・・・

昨夜、フジテレビ系列で放映中の
ベストハウス1.2.3を見ていたら、
とても興味深いベスト3が放送されていました。
それは、池上彰さんがプレゼンした、
「世界が震撼!衝撃のドキュメント映画BEST3」
です。
第3位は
以前、鹿児島でも上映された『いのちの食べ方』でした。
ちょうど私は都合が合わなくて見に行けなかったのだけれど、
食育に携わるものとしてはぜひ見たかった映画のひとつです。
私たちが普段食べているものの
生産から食卓に並ぶまでを追ったドキュメント映画です。
番組内では「鶏肉」の生産現場が一例として放映されていました。
大量にふ化したした卵から生まれたヒヨコが、ベルトコンベアのようなもので次々と選別され、
ウィルスなどによる汚染を防ぐために、窓もない閉鎖された空間で飼育されます。
ある程度大きくなったら、今度は掃除機のようなもので次々と吸い取られて運ばれ、
羽などいらないものを取り去って、食肉として出荷されていきます。
その様子は、まるで、芳香剤とかを生産するラインを見ているようで、
唖然としてしまいました。
最後に、この映画の監督からのメッセージ
「この映像をショッキングだと感じたのなら、
 わたしたちの今の暮らしこそがショッキングなのだ」
私には言葉がありませんでした。
そう、これが、今の食べ物の現実なのかもしれません。
このほかにも、
第2位では「いま、ここにある風景」
世界的写真家がとらえた驚異の光景!人類が造り替えた、地球の姿。
第1位は「神の子たち」
過酷すぎる現実。苦境に生きる人々を、克明にとらえた問題作。
が取り上げられていて、どちらも、ショッキングな映像でした。
「ひとりでも多くの若者に、映画を見てもらうことで、世界を変える力になると信じている。 」
と「神の子たち」を撮った監督が言っているように、
まずは、「知ること」から始めなくてはいけない。
そして、それを伝えていく。
食のために、そして、鹿児島のために私にできることは・・・
今できることを精一杯やっていこう!
あらためて、そう感じた夜でした。
追記:
この「いのちの食べ方」は海外の現状のドキュメント映画なので、
日本の現実とは違うことがあります。
森好子

コメント&トラックバック

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  1. posted by Yoshiko Mori

    とこりんさん☆
    すみません。
    間違って、スパムコメントと一緒に、
    とこりんさんからのコメントを削除してしまいました。
    ホントにゴメンなさい。
    記事の内容、一部修正させていただきました。
    日本の農畜産物。
    それを担う方がちゃんとやってくださっているのを
    いつも感謝しながら「いただきます」を言っています。
    本当にありがとうございます。

  2. posted by とこりん

    つい偉そうなことを書いてしまってごめんなさい。削除していただいてよかったです。
    これからもブログ、楽しみに読ませていただきます。