ワイズプラス通信

お魚づくしの週末

土曜日は鹿児島大学の「生涯学習憲章策定ワークショップ」に
鹿児島大学の卒業生として参加してきました。

鹿児島大学生涯学習憲章策定ワークショップ

もう大学を卒業して20年近くになりますが、
大学時代あまり勉強した記憶がありません^^;
でも、卒業して起業してからの実践に基づいた勉強というのは
楽しいし、そういう場を大学で提供してくれたらうれしいというような
お話をしました。
ワークショップ後の懇親会では、
そのワークショップでとても斬新な教育プログラムを取り入れているという
事例報告をされた水産学部の佐野教授とお魚の話で盛り上がり、
出水に、まだブランド化されていないおいしい鰺がいるという話や
ほかのおいしいお魚の話を聞いてお魚のことで頭がいっぱい!
そして、翌日は鹿児島市の食育講座で
鹿児島県漁連のシーフードマイスター宮内さんの
『お魚を食卓に呼び戻そう!』というお話を聞きました。

お魚を食卓に呼び戻そう!

お話の中で一番驚いたのが、
鹿児島市が各県庁所在地の中で魚の消費量がワースト4だということ。
鹿児島市だから・・・ということもあると思いますが、
これだけ海に囲まれている都市にもかかわらず、
お魚の消費量が少ないというのは驚きでした。
鹿児島は畜産県でもあるので、鶏や豚の安さというのも背景にあるようです。
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鹿児島で暮らす幸せというのは食の豊かさであり、それを支えてくれる
農畜水産業に携わる人々が近くにいてくれるということ。
地元の美しい環境を守り、そこで育った命をいただく。
それを次の世代に伝えていきましょう。
                  ~宮内さんの講演より抜粋~
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私は野菜ソムリエなので、野菜のことは力を入れてお話しますが、
ほかの畜産・水産物についても同じですね。
特に旬があるということでは水産物は野菜と相通ずるものがあります。
親が食べない、知らないものはなかなか次の世代には伝わりにくいものだと思います。
私たちの身体は食べたものでできている。
そんな大切なことを次世代にも食べ物とその想いとともに
しっかり伝えていきたいと思います。

鹿児島産 イサキ

森好子
我が家でもお魚料理強化月間実施中でしたが、
まったく産地を意識しないもので、少し反省しています^^;
以前2つのお魚レシピを紹介していますが、どちらも今が旬のお魚でも
代用できるので、ぜひ作ってみてくださいね。
メニュー名をクリックするとレシピページにとびます。
サーモンのパリパリ春巻き
※サーモンはカンパチや鰺、鯛、イサキなどでも代用できます※
サンマとなすの蒲焼き
※サンマは鰯やキビナゴでも代用できます※