ワイズプラス通信

聖護院大根

定年後Uターンしてきた、伯父は加世田で農業をしているのですが、
たまに作った野菜をいただくことがあります。
中でも、お気に入りは『聖護院大根』です。
見た目は大きいカブ。
桜島大根よりは小さいですが、京都の伝統野菜のようです。
京都では千枚漬けというお漬け物に使われています。
生でサラダなどにしてもおいしいのですが、
私のお気に入りは、豚バラと炊いたものです。
材料は、豚バラ、聖護院大根、長ネギ、しょうがといたってシンプル。
豚バラを軽く炒めたら、長ネギしょうがを炒め、
さらに、大きめの乱切りにした聖護院大根を加えてちょっと炒めたら、
黒酒、薄口しょうゆ、お水を入れ、キッチンペーパーを落とし蓋代わりにして、
15分くらい煮るだけ。

聖護院大根

聖護院大根

大根と違って、煮るととろけるように柔らかく味がしみてるけど、
カブのように煮崩れないし。
味は桜島大根とそっくりです。
うちでは、おだしまで、全部いただいちゃいます。
しょうがが入っているので、身体の芯までぽっかぽか。
我が家の冬の定番メニューです。

森好子