食品表示

食品表示法が変わってもう1年半くらいかな?
でも、いまだに食品表示についての相談が多いです。
昨日はその内容について2回目の指導のお仕事でした。
数年前に中級食品表示診断士という資格を取得し、
あちこちで食品表示についてのお話をしたりすることも多いのですが、
法律というのは施行されてからも
浸透するまでに時間かかるんだなぁと改めて思います。
(猶予期間はとっくに終わってるんですけどね)

とにかく法律というのはわかりにくくて、
決まり事が多い!
わざとわかりにくくしているのかなぁと思うほど^^;

今回はちょっと原材料が多い商品の相談でしたので、
ちょっとややこしくて・・・
しかも、栄養成分の計算まで必要。
栄養成分の計算には配合%の考え方が必要なので、
ここでは数学を理解していないと、けっこうハードル高い。
数学は実生活でも結構役に立つ学問だと思います。

表示見本

こういう成分の一括表示はアプリを使うと簡単に作ることができるんですが、
問題は、これにどういう順番で載せるのかというところ。
基本的には重量順なんですが、複合原料を使っていたりすると
ホントに面倒になります。。。
ということで、今回は計算の仕方(割合の)をレクチャーしたりと、
まるで数学の先生みたい(笑)
計算方法についてはなんとか理解してもらった(と思う)ので、
宿題をクリアして、最後の完成形を見せてもらうことに。

よく講習会などでお話しさせてもらいますが、
いざ実際にやろうと思うと、意外とハードル高いようです。
そんなときは、商工会や商工会議所のエキスパートバンク制度という
専門家派遣制度があるので、
ぜひそれを活用して相談していただければなぁと思います。

森好子