記者の目

昨日の南日本新聞朝刊の「記者の目」
お読みになりましたか?

記者の目

この中に登場する親子は私と娘のことです。

どうして、娘を県議会議員候補の討論会に連れて行ったのかというと、
もう10歳を過ぎ、ある程度世の中のことが分かるようになってきたこと、
学校でも新聞からいろんな情報を得て、考えたり感じたりする時間があること。
そして、なにより、先入観のない目で討論会を見て、
どんなことを感じるのだろう?と(私が)興味があったことです。

4人の候補者の意見を聞き、
自分なりに、それぞれの候補者のよい点、悪い点を考えたようです。
その内容は私もかなり興味深い内容で、気づかされる事も多かったです。

娘が一番不思議に思ったのは、
投票率が低いという事だったようです。
「選挙は自分たちのことなのに、どうして、みんな投票に行かないのかな?」

これを聞いて、我々大人が「1票くらいなくても、あまり変わらないし」と
無関心であることを子どもも気づくんだなとはっとさせられました。

本当に小さな1票かも知れないけれど、
その1票はきっとバタフライエフェクトなんだと思います。

少しずつでも変えるために、
大人が子どもにその姿勢を見せるべきなのではないでしょうか。

森好子