学校給食等地元食材利用促進研修会

昨日
学校給食等地元食材利用促進研修会に専門家として参加させていただきました。

第3回目の昨日は
阿久根にあるJAいずみの果樹選果場と高尾野尾ミニトマト選果場を
見学した後、本所で学校給食の先生方も交えての検討会でした。

まずは今シーズンが始まった大将季の選別を見学。
1つ1つ光センサーを使い、
糖度13度以上、クエン酸1%未満のものだけが選別され、
大将季として出荷されます。

大将季の選別

平成18年にこの光センサーが導入され、
品質向上に繋がっているのだそう。

それにしてもすごい数です。

出荷を待つ大将季

このあと、プチトマトの選果場を見学。

トマトの選別機

この日の作業量は2.7トンとのこと。
JAいずみ管内は県内のミニトマトの8割を生産しているのだそうで、
多い日は4~5トンも選別するとのこと。
すべて生産者さんごとに分けての選別作業だそうです。

そのほか、ブロッコリーやキャベツ、かぼちゃに、いんげんなど
たくさんのものが選果場にはありました。

見学の後は検討会で、
地元食材を学校給食などに活用するためにどうしたらよいかなど
活発な意見が交わされました。
この中でも、学校給食だけに限らず、
食を提供する現場に対応するため、
かねてより提案している1.5次加工が必要だと思いました。

我が家のちびっこも毎日お世話になっている学校給食。
せっかくだったら、地産地消でおいしいものをたくさん食べて欲しいなと思います。

森好子