出産って大変!その2

陣痛が始まって3日目の11月9日。
朝、医師から状況等の説明がありました。
もう正期産の時期を過ぎてしまったということで、
そろそろなんとかしなくてはという話でした。
いろんな方法と、リスクについて説明をされたので、
自分の疑問点も含めてリスクマネージメントをしてみました。
今考えると、あの状況で、冷静だったと思います。
起業すると、いろんな事が起こるので、
リスクマネージメントをする習慣がついているのかもしれません:)
陣痛も3日目で体力的にきついこと、
鎮痛処置で陣痛が治まってしまっていること、
ちょうど休日で医師とスタッフ数が少ないことなど、
状況を総合的に判断して、
今日一日は休息して、明日に備えるという判断になりました。
しかし、昨夜、かなりおう吐したりしたせいで、あまり食欲もなく、
果物をやっと食べることができました。
点滴をしつつ、夜は睡眠薬をもらって、少し眠ることができました。
11月10日(月)
鎮痛緩和の点滴が終わった9時ごろから、1~2分間隔で陣痛が始まりました。
最終的には帝王切開の可能性もあることから、明け方から飲食は禁止でした。
脊椎からの鎮痛剤投与を開始してもらい、
痛みは若干ましでしたが、それでも、腰がすごく痛い状況。
助産師さんがつきっきりでマッサージなどをしてくれます。
随時、子宮口の開きを確認しながら、
この陣痛は夕方まで続き、
16時頃には子宮口も9センチまで開き、
赤ちゃんも回転を始めました。
しかし、この日、私が発熱していたこと、赤ちゃんの頻脈が見られたことから、
これ以上は危険ということで、16時半頃帝王切開手術を選択することになりました。
すぐに手術室へ運ばれ、担当医師の顔が見えたのを最後に、
意識がなくなり、
次に目覚めたとき、旦那さまの顔がありました。
全身麻酔での手術だったので、赤ちゃんが産まれたという実感は全くなし。
付き添っていた母の話では、手術室に入って10分くらいで赤ちゃんが産まれたそうです。
16時57分。3412gの元気な女の子が産まれました。
でも、私が発熱していたので、赤ちゃんも熱があったそうです。
赤ちゃんはこのあと、4日くらいを保育器の中で過ごすことになりました。
完全に麻酔が覚めて、自分の部屋に帰るとき、
車いすで、保育器の赤ちゃんを見たときには、
さすがに涙で声になりませんでした。
その日から、後陣痛が痛いやら、傷口が痛いやら。
そして、たくさんの注射。
でも、保育器の中でミルクも飲めず頑張っている赤ちゃんを思って、
私も頑張りました。
生後3日目、新生児室で赤ちゃんにミルクをあげたとき、
やっと産まれたんだ~という実感がありました。
この時、赤ちゃんは私の顔をじ~っと見て、ミルクを飲むのも忘れてました。
赤ちゃんの点滴が外れ、新生児室を出たのは11月15日(土)。5日目のことでした。
振り返ってみると、本当に大変な出産でした。
これが出産でなかったら、きっともうコリゴリって感じだと思うのですが、
また産みたいなぁ~と思うのが不思議です。
育児と仕事と家庭。
両立は大変だと思いますが、
この大変な経験に比べたら・・・
と思って、頑張って行きたいと思います。
ちなみに、起業してから、様々な経験をしたおかげ(?)か、
多少のことでは動じないようになったみたいです(笑)
赤ちゃんも「泣け泣け~」とか「飲め飲め~」とか、
おおらかに育ててます:-D
今後は仕事やグルメの他に育児日記も加わっていくと思いますので、
お楽しみに~♪