音楽発表会

来月になると、小学校では音楽発表会があります。
英語の授業化に伴い、今年で最後の開催です。
4年生は市の音楽発表会にも出るので、練習もたくさんあるようです。

我が家の娘。
ピアノを習ったことはないので、
指使いもめちゃくちゃではありますが、
なんとか、すこしは鍵盤ハーモニカなど弾くことができます。

音楽発表会では合唱と合奏の2曲があり、
ピアノ伴奏や木琴、鉄琴、太鼓などはやりたい子が多いので、
オーディションで選ばれた子どもがやることになっています。

今年は木琴をやりたいからオーディションに出るんだと張り切って
イメトレしていたのですが、
音楽の先生が「下手な人はダメ。今回は市の発表会だから」
とオーディションは行われず、勝手に決めてしまったそうです。
ピアノ伴奏だけはオーディションがあったようですが。

上手に演奏することも大切だけれど、
なんか、それは違うんじゃないかなぁと。
おれんじカップのドッジボール大会だって、
お世辞にも運動が得意とは言えない娘も、
それなりに努力して、みんなで楽しむことができたし、
そういう課程こそが教育なんじゃないかなと思う出来事が
最近たくさんあります。

脱ゆとり教育で、なにか大切なものが失われている気がしてなりません。

森好子

娘の鍵盤ハーモニカ
音階が書いてあります