ブランドづくりの教科書

ブランドづくりの教科書
最近いろいろ勉強しているのですが、
そのときにちょっと気になった本があったので、
さっそく買って読んでみました。
『小さな会社を強くする ブランドづくりの教科書』 岩崎 邦彦著
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味と価格が全く同じ牛肉があります。
ひとつは「静岡和牛」。もう一つは「松阪牛」
どちらを買いますか?
という質問から始まります。
この質問を全国の消費者1000名にしたところ、
「松阪牛」・・・72.9%
「どちらでもよい」・・・23.4%
「静岡和牛」・・・3.7%
だったそうです。
この2つが品評会に出され、最高賞を取ったのは「静岡和牛」だったにも関わらず、
品評会後のセリで高値で取引されたのはやっぱり「松阪牛」だったそうです。
これが「ブランド」ということです。
この本では著者がブランドづくりに携わった静岡の高糖度トマト
『アメーラ』『アメーラ・ルビンズ』
を例に取りながら、小さな会社でもできるブランドづくりが
わかりやすく書かれています。
少し厚みはありますが、読みやすくてあっという間に読み終わってしまいました。
森好子